障がい児・医療的ケア児の歯科相談

障がいをお持ちのお子様の歯科治療でお困りの方へ

院長は特別支援学校の校医をしており、障がいをお持ちのお子様にとって、歯科医院で歯の治療をうけることが、とても至難の業であり、ご家族のお悩みであることをずっと感じてきました。
歯医者さんに行っても、暴れてしまう、落ち着きが無い、治療に協力できない、など、治療が上手く進めない事により、さらに歯医者さんに通うことを避けてしまうご家族も少なくないでしょう。
しかし、歯のケアをきちんと行わない事により、歯や歯肉の状態が悪化してしまい、痛みはもちろん、それが原因で偏食になってしまうこともあります。

そんな状態に悶々としているときに出会った治療法が、できるだけ削らない歯科治療（ドックベストセメント）でした。
この治療法により削る時間をカットし、治療時間を短くすることが可能になりました。（※すべての歯が治療できるわけではありませんので、ご了承ください）
従来の治療時間を我慢できないお子さまでも、十分、治療を終える事ができる可能性があります。
まずは「慣れる」ことから始めてみましょう。
歯みがき相談や食べかた、飲みこみの相談も行っております。

歯医者さんに行くことを諦めていた皆様には、ぜひ、ご相談いただければと思います。

障がい児の歯科治療の実際

お子様のお口の悩みは、歯みがきを嫌がる！に始まり、むし歯や乳歯が抜けない、永久歯がなかなか生えてこない、歯並びの問題など心配事が多いものです。

• まずは、お子さまとの友好な関係づくりから始めていきます。
• 身体拘束などは行わず、まずは歯科に慣れることを優先させ、少しずつできることを増やして成功体験を重ねるようにします。治療ができるようになるとお子様の自身にもつなっがています。
• 乳歯がグラグラしている場合などは早急に処置を行うこともあります。
• むし歯の場合、ドックベストセメントという特殊なセメントやレーザーを使うことで、できるだけ削らない短時間での治療や歯質の強化が可能になりました。小さいむし歯であればセメントを塗り込むだけですむこともあります。
  ※むし歯が大きい、たくさんあるなど早急の治療が必要な場合は専門の医療機関をご紹介することもあります。

ドックベストセメント療法についてレーザー治療について